イラクの米軍が都市部から郊外に移動したようだ。
新聞報道によれば、「全面撤退に向けた第一歩だ」(朝日社説、3日)というが、私はそうは思わない。
米軍の実働部隊は確かに撤退するかもしれないが、軍事顧問団は残る。そしてかれらは米軍の戦略そのままに「イラク治安部隊」を操ろうとするだろう。
私はそう見ている。
だからオバマが公約した11年末の「全面撤退」を仮に迎えても、イラク戦争は終結などしないのだ。
もっといえば、この「全面撤退」という言葉自身がまやかしなのである。軍事顧問団の最後の一兵まで残らずイラクの地から出て行って初めて全面撤退といえるのだ。
ジャーナリズムは今後、そこのところの動向をきちんと見定め、報道すべきである。
すさまじい報道規制がアメリカ側から意図され、それにおもねなければ仕事ができなくなる。たぶんそういうことになっている。そこのところも私たちは知っているべきである。
だからこそしかし皆さん、マスコミのまやかし報道にはくれぐれも気をつけましょう!
作家・写真家 堀明のメインブログ
執筆・撮影活動や日々の出来事の中で考えたことについて、自由に語っていきます。
イラク「米軍撤退」のからくり
そういえば、独学
「犬の詩」「猫の空」校了。
と思いきや、「あっ、まだ著者プロフィールが残っています」と昨日、担当編集者のUさんから電話があった。
「ああそう、適当につくっておいて」とお任せしたものの、送られて来た原稿にちょっと加筆を要請する。
公式サイトに表記している「幼少時は犬猫を始め、鳥類・爬虫類・魚類・虫類など種を問わず、様々な動物を捕獲または飼育・観察した。」を入れようかと思ったが、これではほんとうに犬猫を捕獲して遊んでいたかのような誤解を受けかねないので、自粛しその代わりに「写真はすべて独学」の一言を入れていただくことにした。
失敗した写真の数も決して少なくないが、いろいろな試行錯誤や実験的試みの積み重ねが堀明の今の作風を支えているのだ、と改めて感慨にふけってみる(まだふけっている暇はないが、そうしたい気分。次の次の本の原稿書きに追われています)。
と思いきや、「あっ、まだ著者プロフィールが残っています」と昨日、担当編集者のUさんから電話があった。
「ああそう、適当につくっておいて」とお任せしたものの、送られて来た原稿にちょっと加筆を要請する。
公式サイトに表記している「幼少時は犬猫を始め、鳥類・爬虫類・魚類・虫類など種を問わず、様々な動物を捕獲または飼育・観察した。」を入れようかと思ったが、これではほんとうに犬猫を捕獲して遊んでいたかのような誤解を受けかねないので、自粛しその代わりに「写真はすべて独学」の一言を入れていただくことにした。
失敗した写真の数も決して少なくないが、いろいろな試行錯誤や実験的試みの積み重ねが堀明の今の作風を支えているのだ、と改めて感慨にふけってみる(まだふけっている暇はないが、そうしたい気分。次の次の本の原稿書きに追われています)。
さて、どこへ行く ?

©Chrysler Museum of Art, Norfolk, VirginiaGift of Walter P. Chrysler,Jr. ※画像ソースは国立近代美術館、ゴーギャン展特設ホームページより
最高傑作、日本初公開だと?
ゴーギャン展が間もなく開催されるらしい。
へなりとしていながら、そこはかとシャープさを感じる筆のタッチ。そしてゴーギャンの色使いが好きなのだ。放浪者としての生き方もまた作品に滲み出る。
1883年 職を辞して画家を志す。
年譜をみるとこうある。このヒト、まっとうな暮らしを捨ててプロの画家を志したのは35歳なのね。
1886年 ブルターニュ地方のポン=タヴェンに滞在。
1887年 パナマおよびマルチニーク島に旅行。
1888年 アルルでファン・ゴッホと短期間の共同生活。ゴッホの耳切り事件の後パリへ帰る。
1891-1893年 最初のタヒチ滞在。
誰かさんは40歳で失職して写真家を志したようだが、それはさておき、なるほど、こういう拗ね者はやはりその後はとても1か所に落ち着いていられない
ということのようだ。
男と同棲して耳を切るなんてところはしかし俺にはとうてい理解できないが、波乱万丈と不安定を楽しむタイプのヒトだという点はわかる。実践的感情としてわかるんだよね(笑)。そして続けることである種の強烈な麻薬となる。
1903年 心臓発作により死去。
この心臓発作というのは、コロッといければいいが、存外痛くてすさまじく苦しいという話も聞いたことがある。
俺の父はがんで死んだが、心臓にも問題を抱えていて、いずれ心臓発作で死ぬことになると確信していたとか、していなかったとかいう話を当人から聞かされたことがある。
ああ、自分が死ぬときのことまで考えてしまいそうになるので、このへんでやめておこう。
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
今回初公開される作品はこういうコンセプトらしい。
ゴーギャン展。これは行くよ。
ゲラが来た!

今朝、「犬の詩」「猫の空」の校正ゲラが届く。
猫のほうのタイトルがなぜか「猫の空(そら)」になっている。kuuをやめてSoraにしようということらしい。
まあ、どっちでもいいといえばそうなのだが、
どうして変えるの、Kuuのほうがおれは好きなんだよね。
あとがきもKuuを前提に書いたことだしね。
と編集部にメールしようと思ったが、やめにした。
今日は土曜日なのでどうせ誰も見ないにちがいない・・・
そこでしかし、Soraの素朴で凡庸なところもこれはこれでかわいらしいな、
と思い直そうと努力してみた(あくまで現在進行形)。
さあどっちにしたものか、とちょっと悩んでいます。
でも最近買い換えた携帯。デジカメとしてじゅうぶん機能果たしますね。これからブログの写真が少しは増えるかも。
SoraではなくKuu
同時刊行の写真(詩)集についてですが、
刊行が少しずれて、来月の後半になります。
昨日、入稿したので、7月中に店頭に並ぶのは間違いないと思います。
それと猫のほうのタイトルが変わりました。
「猫の空」になります。
猫のSoraではなくて、kuuです。
姉妹本のタイトルは、 「犬の詩(うた)」「猫の空(くう)」で決まりです。
編集は牧野出版、版元は土屋書店さんです。
聞くところによると、社内的にも新機軸のひとつとしてこの企画が立ち上がったとか…
さてこの2冊。テイストのほうはかなり違ったものになります。共通しているのは、スゥイートにしてスパイシーというところでしょうか(笑)
猫の空のkuuにはちょっと意味深な部分もあるのですが、それについては後ほど。
刊行が少しずれて、来月の後半になります。
昨日、入稿したので、7月中に店頭に並ぶのは間違いないと思います。
それと猫のほうのタイトルが変わりました。
「猫の空」になります。
猫のSoraではなくて、kuuです。
姉妹本のタイトルは、 「犬の詩(うた)」「猫の空(くう)」で決まりです。
編集は牧野出版、版元は土屋書店さんです。
聞くところによると、社内的にも新機軸のひとつとしてこの企画が立ち上がったとか…
さてこの2冊。テイストのほうはかなり違ったものになります。共通しているのは、スゥイートにしてスパイシーというところでしょうか(笑)
猫の空のkuuにはちょっと意味深な部分もあるのですが、それについては後ほど。
GM破産
今日のニュースはなんといってもGMである。
連邦破産法適用を申請するという。
これによって、アメリカ経済の象徴GMが「国有化」されることになる。
自由主義競争は必ず無政府状態を生む、結果、需要と供給のバランスは必ず壊れ、恐慌が生まれる。このわかりきった資本主義の限界が100年を経て再びアメリカで証明された。
いまや、驚くべきことに、世界最強の資本主義国(だった)アメリカが社会主義経済化している、「生産手段の社会化」とある種の「計画経済」を導入せざるえなくなったのだ。
国有化は銀行にもおよび、証券業務が銀行によって行われ、(倒産したはずのアメリカの証券会社はすべて衣替えして温存された)それをを国か管理する。従来型(金融)資本主義はアメリカで完全に破たんした。
マルクスが今生きていたらどんなことをいうのだろうか。
「社会主義は不滅です(笑)」ってとこかな。
まっ、マルクスやエンゲルスを高校1年で読んでた俺の場合、
今の恐慌やアメリカの社会主義化にはさほど驚いてもあわててもいないんだけどね。
たとえば、『賃金、価格、および利潤』 まだお読みでない方、これは必読です。
このレベルの基本文献も読まずに、経済システムについてをかたろうとする「政治家」や「文化人」がいるようだが、キミたちは論外といわれたいのでしょうか。(読んでない人はその議論を聞けばそこはかとすぐわかります。酷な言い方になるが、キミたちがいかに澄ましても、幼稚園レベルの域を出ていないのですよ)。
今からでも遅くないから、すぐに読みなさい!!
しかしキャデラック・フリートウッド(1954年)はなかなかカッコいいねえ。
蒋介石の専用車だったらしいが、うーん、こんなのに一度乗ってみたい(笑)

※画像ソースは「wikipedia」
連邦破産法適用を申請するという。
これによって、アメリカ経済の象徴GMが「国有化」されることになる。
自由主義競争は必ず無政府状態を生む、結果、需要と供給のバランスは必ず壊れ、恐慌が生まれる。このわかりきった資本主義の限界が100年を経て再びアメリカで証明された。
いまや、驚くべきことに、世界最強の資本主義国(だった)アメリカが社会主義経済化している、「生産手段の社会化」とある種の「計画経済」を導入せざるえなくなったのだ。
国有化は銀行にもおよび、証券業務が銀行によって行われ、(倒産したはずのアメリカの証券会社はすべて衣替えして温存された)それをを国か管理する。従来型(金融)資本主義はアメリカで完全に破たんした。
マルクスが今生きていたらどんなことをいうのだろうか。
「社会主義は不滅です(笑)」ってとこかな。
まっ、マルクスやエンゲルスを高校1年で読んでた俺の場合、
今の恐慌やアメリカの社会主義化にはさほど驚いてもあわててもいないんだけどね。
たとえば、『賃金、価格、および利潤』 まだお読みでない方、これは必読です。
このレベルの基本文献も読まずに、経済システムについてをかたろうとする「政治家」や「文化人」がいるようだが、キミたちは論外といわれたいのでしょうか。(読んでない人はその議論を聞けばそこはかとすぐわかります。酷な言い方になるが、キミたちがいかに澄ましても、幼稚園レベルの域を出ていないのですよ)。
今からでも遅くないから、すぐに読みなさい!!
![]() | 賃銀・価格および利潤 (岩波文庫 白 124-8) (1981/01) カール・マルクス 商品詳細を見る |
しかしキャデラック・フリートウッド(1954年)はなかなかカッコいいねえ。
蒋介石の専用車だったらしいが、うーん、こんなのに一度乗ってみたい(笑)

※画像ソースは「wikipedia」
トラの社会生活

公式サイトのTIGER ALMANAC。
File09を更新しました。
トラは意外に社会性のある動物です。
トラという動物は、共同体意識を持っていて、
本当は仲間や家族といっしょにいることを好む動物なのではないだろうか、
と書きましたが、このテーマについては、今後も研究していきたいと思っています。
私は猫


私は猫
みずから投げかけた濃密な影を身にまとい
あなたが私をよく見るための光をさえぎる
だが 私はひとりの王を見ることができる
しかも 見られることなく 王自身が見る以上のものを見てとる
私は身うごきひとつしない観察者
銀色に輝く支配者
その姿は大気の鏡に映らない
私の目に映るものは すべて私の一部だ
あなたが私を見るとき
私が見てとったものは ふたつの緑の仮説にすっぽり包みこまれる
じゅうたんのしみをじっと見るふりをしているが
見抜かれることのないふたつの目には 闇が広がってゆき
その目でどうやってものごとを見てとるか
誰にもわからないだろう
――ジョン・ホランダー「猫と虫」より
スリランカの休戦に思う
一度スリランカを逍遥したい、と以前から思っていた。
そのスリランカで内戦が終結したという。
報道によれば、タミル人の反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の最高指導者が政府軍に殺害されたことが契機となったらしい。
スリランカといえば、おそらくアジアで最も多くの、インドゾウを見ることができる国だ。そして同時に、ヒョウの貴重な生息地である。
内戦中、たくさんの野生動物もまた命を落としたことだろう。
もし本当に休戦が果たされるのなら、「撮影旅行」を決行するチャンスがやって来たのかもしれない。
ランカの安寧を願う。
そのスリランカで内戦が終結したという。
報道によれば、タミル人の反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の最高指導者が政府軍に殺害されたことが契機となったらしい。
スリランカといえば、おそらくアジアで最も多くの、インドゾウを見ることができる国だ。そして同時に、ヒョウの貴重な生息地である。
内戦中、たくさんの野生動物もまた命を落としたことだろう。
もし本当に休戦が果たされるのなら、「撮影旅行」を決行するチャンスがやって来たのかもしれない。
ランカの安寧を願う。
虎 (日本では古来、酔っ払いのことをこう呼ぶらしい)

久しぶりに丹後半島の海を見た。
きのう、その丹後で“半世紀あつまれ”という会があった。
なんのことはない、故郷の同年会である。
30数年ぶりという途方もない歳月を隔てて、
ようやく再会できた顔、誰が誰だか、たちまちわからなくなるだろうな。
会が始まる前にはそう観念していた。いざ幕が開いた。
っとイガイヤイガイ、往時の人となりと「今」の顔が見事に重なり、なかなかどうして忘れてはいないのだ。
幼なじみというのは侮れないものだと、思い知らされた。
とこう書くと、なんだかすこぶる律儀な男を演出しているようだが、実際けっこう名前が口をついてきて、「○○ちゃんだね」「うん、そうそう」。
間違えて失笑を買うという場面がなかったのである。
エヘン。
「旅行中につき住所不定」。
私の名刺に刷り込まれた文言である。
もとはといえば、遊びで始めたものだが、数年前、たまたまある編集者に見せたら、ひどく面白がられたので、以来たいていは正規の名刺としてこれを配っている。
みんなはどう思ったんだろうか、30数年ぶりにこんな名刺を無遠慮に差し出す男のことを
腹の底から哂ってくれたら、堀明はうれしいんだけどね。
同年のみなさん。
昨日はほんとうにありがとう。
虎になった男のことなので、これからも何かと迷惑をかけ続けることになると思うが、どうかそこは「アイツなら仕方ないか」とあきらめて、よろしく頼む。











